捨てたら分類という工程に入って行きたいところですが、さらに２、３回くらい捨てるという工程にしつこくチャレンジしてください。そうしたら、やっと残ったものをどこにしまうかという工程になります。さらっと書きましたが、捨てるという作業は、かなり大変な作業なんですよ。どんなにゴミで溢れてもその当人にとっては、大切なものがあふれているのです。１つ１つのものをみて、いるかいらないか選択する作業は、ほんとうに疲れてしまいます。そして、ゴミ屋敷になってしまったということは、そういう作業が苦手ということなのでプロに頼んだ方がいいよということになります。
分類のコツは、その他のものはなるべく捨てることです。分類をしているとどうにも分類できないことがあると思います。そして、そのカテゴリが１つでもできあがるとどんどんそこに物が入っていきます。その他のカテゴリを作らないというのは難しいですが、その他のカテゴリは決められた小さいにいれものに収まるだけにしていくことが分類のコツです。この分類段階まで、こればかなり物が少なくなっているはずですので、清掃という作業は、ここまでが一応の区切りということになってきます。何しろ清掃の最難関は捨てることですので、捨てることに徹底的にこだわってください。そして、次はそのキレイな状態を維持していくための話を続けていきます。